1. CONVERSE TOKYO
  2. インタビュー ajew

ファッショナブルで実用的なバッグや
スマートフォンケースを展開する『ajew』と
待望の再コラボレーション。

CONVERSE TOKYOの梅田店、
横浜店、二子玉川店、
新宿店、池袋店の周年を記念し、
コラボレーションならではのオリジナルデザインで
スマートフォンケース、ショルダーストラップ、
トートバッグを発売。

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著名人のファンも多く、
機能性を追求したデザインが人気の
スマートフォンケースを展開する「ajew」。

ブランドの成り立ちや、
商品の誕生秘話、コーディネートアドバイス等、
デザイナーの新井愛子さんに詳しくお話を伺います。

Q. ajewがどの様なブランドかブランドの成り立ちを含めて教えてください。

A.
誰かに必要とされるもの・役に立つものを作りたい、売りたいという強い思いがあります。
ただ単に流行を追いかけ、デザイナーの私が欲しいもので商品化することはありません。
だからこそ時代を読みジャンルや概念にとらわれない感覚で機能性を追求し、必要とされるデザインを商品に落とし込みたいと思っています。

Q. スマートフォンケースは代表的な商品だと思いますが、展開する事になったきっかけはありますか。

A.
今年でブランド設立12年目。
きっかけは、2016年の出産前のタイミングでブランドを続けられるか不安な時期ではあったけど、せっかくなので、型数をふやしてチャレンジしたいと思い、スマホケースを制作することになりました。
その当時のスマホケースといえば、一般的にハードケースのタイプか、手帳型がほとんどでした。
斬新なポーチ機能を付けたスマホケースは、最初はあまり受け入れられなかったけど、口コミでユーザーが増えていき、ありがたいことにSNSでアップしてくれる方や、ブランドを知ってくれる方が増えていきました。
今回、コラボレーションしているマルチケースは、アイフォンに限らず、アンドロイドや、様々な機種に使用可能でいろんな方に持っていただける、対応力が高く人気のアイテムです。

Q. ケース背面に付いているポーチが特徴的ですが、こちらの誕生秘話などあればお聞かせください。

A.
いつも私が私物の小銭ケースを携帯に輪ゴムで縛り付けて持ってよくランチに出かけたりしていたのでそれを見たスタッフが、ケースにポーチを付けたデザインを考えてみたらの一言がきっかけです。
また、ケースと本体が紐づけされ自立する機能になったのは工場の方とのコミュニケーションの中でできた共同の産物でした。
元々バッグのブランドだったので、2WAY,3WAYと機能性をもたらすというのはデザインワークの中で当たり前にあったので、ポーチをつける、中に収納が出来る、自立することができる、開けたときにカードが入る等、機能を追及しデザインしています。

Q. 新井さんはケース背面のポーチをどのように使っていますか?

A.
小銭を入れたりしていますが、日常の中でちょっと何かを入れられる空白の要素にしていることが多いです。駐車券をさっとしまうとか、髪を結ぶときのゴムを入れとく等、忘れないようにするための空白のポケットにしています。

Q. CONVERSE TOKYOとは折に触れてコラボさせて頂いていますが、初めにコラボをしたいと思って頂けた理由やきっかけをお聞かせ下さい。

A.
CONVERSEさんはクラシックなイメージが強い一方で、CONVERSE TOKYOさんは都会的なアプローチがとても新鮮で当時驚きました。コラボ企画の商品開発の中でも、まさにジャンルや概念にとらわれない自由で面白い発想がUSER目線としてもすごく楽しいと感じ、その楽しさの仲間に入れてもらいたいと思い、コラボ企画参加はもちろん即答でした!
ajewというと、アクセサリーやバッグを展開する、ガールズのイメージが強かったのですが、CONVERSE TOKYOの都会的なラインナップでどういったコラボレーションができるのか毎回とても楽しみでしたし、デザインを考えるのが楽しかったです。

Q. 今回は店舗ごとにカラフルなカラー展開となっていますが、それぞれどのような思いで色を選んで頂いたのかお聞かせ下さい。

A.
梅田店ではメンズの顧客層も厚いと聞いておりましたのでユニセックスで使用していただけるカラーデザインをご提案したいと思っておりました。大阪は地元愛もありますので元気にチアフルカラーを。
横浜・二子玉川店ではママ層やOL層に選んでもらえるような女性らしい優しい上品なカラーを選びました。
新宿・池袋はトレンドの発信場所でもあると思うので、トレンドライクなpopなパステルカラーを。
こんな時こそ、少しでも気分が上がればいいなという思いで提案しました。

Q. 今回は初めてショルダーストラップの展開をしますが、配色やデザインについてお聞かせください

A.
ショルダー紐は機能的で便利、そしてお客さま自身がカスタマイズして各々の個性をだしてファッションの要素を楽しんでもらいたいと思いました。基本的にはニュアンスカラーのケースが多いので斬新なカラーのショルダー紐との組み合わせることで新鮮な見え方になると思いますので、シーンに合わせて飽きずに使用して頂けると思っています。

Q. リモートのミーティングでの需要も高まっているとお聞きしましたが、お勧めの使い方を教えて下さい。

A.
ajewのスマホケースは機能性を追求するコンセプトワークの元、携帯ケースが自立する機能はマストですので、おうちの中でのリモートワークや動画などをみて過ごす時に、PCのように自立してくれるのがとても便利で使いやすいと好評です。
自立させて使用するのはもちろんですが、PCのデスクトップに引っ掛けてスマホを見ながら作業をしたり、キッチンにリング部分でぶら下げて、レシピ動画を見ながらお料理をしたり、おうち時間の様々なシーンにフィットします。

Q. 梅田店ではメタルパーツが印象的なトートバッグの展開もありますが、こちらのデザインについてお聞かせください。

A.
異素材を組み合わせることでスタンドダードなバッグを個性的な顔になるようにデザインしました。
使う方の個性をもってデイリーでもスペシャルな毎日になってもらえるバッグになればうれしい限りですね。ショルダーストラップをバッグにつけて自由な発想で、組み合わせを楽しんで使用してほしいです!

Q. 今回のコラボレーション商品とのお勧めのコーディネートがあれば教えて下さい。

A.
今回は、カラーバリエーションが豊富なのと、組み合わせによって全く雰囲気が変わるのも楽しいところです。
私は、春なので特にブルーのスマホケースが気になっています。
今日のコーディネートですと、トップスと同色のベージュのスマートフォンケースですっきり見せて、パンツのカラーに合わせたブルーを基調にしたストラップをポイントにしたいです。

Q. また次回コラボレーションをするとしたらどのような物を作りたいですか。

A.
次回のコラボレーションもお話をいただけたら嬉しいです。
スマホケースだけでなく、バッグやポーチ等様々なアイテムを展開できたらいいなと思います。
デジタルと雑貨とのコラボレーションとして、エアーポッズとのセットをスマホケースの仕様を変えて作りたいです。

Q. ブランドとしての今後の展開やトピックスをお聞かせください。

A.
今現在コロナの影響で暗いニュースが多く、ブランド的にも前に進むことに不自由さも感じておりますが、こんな時代だからこそ制限された枠の中でもできることがあると思っていますし、アイデアを出しながら進んでいくのはわくわくします。
デジタル的な要素をもって面白いことを考えて、海外の展示会には出展できないけどSNSを通じて海外マーケットに何かしらのアプローチができたらと思っています。

Q. CONVERSE TOKYOのお客様に向けてのメッセージなど今一度お聞かせください。

A.
いつもCONVERSE TOKYO×ajewのコラボを楽しみにしていただきまして有難うございます。
今回も楽しくて可愛い商品に仕上がっていると思います。ショルダー紐を組み合わせて自由自在に自分好みにカスタマイズして楽しんでください。
このコラボアイテムたちが、みなさまの毎日の「楽しい」のきっかけとなれますように、と願っています。
Photographer:YU-KI